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訪問マッサージと痛み
こんにちは!小平市で訪問マッサージをしております、ひまわり治療院の上野唯尊です。本日はマッサージと痛みというテーマで、まとめてみました!
痛みはなぜ感じる?
人は痛みを神経の神経終末(先端・末端)で感じとっています。少々専門的になりますが、神経の神経終末で痛みとして感じる物質は、乳酸、ブラジキニン、蛋白分解酵素、セロトニン、ヒスタミン、カリウムイオン、アセチルコリン、などです。
坐骨神経痛、肋間神経痛という疾患がありますが、坐骨神経痛は坐骨神経の周辺に痛みがあり、肋間神経痛は肋骨の周辺に痛みがあるということです。しかし、神経は痛みを感じることはできても痛みを脳へ直接伝達することはできません。痛みを脳へ伝達するには筋肉、靭帯、腱、脳や内臓に関連する膜などに神経が接していることが必要となります。
結論として、
原因はわからないけれど痛みを感じるというときは、筋肉など神経の接している場所になんらかの異常があると考えられます。反対に痛みを感じる神経のない場所は、骨、椎間板、軟骨、毛、つめ、などです。
骨折したときの痛みは骨そのものではなく、骨折した部位の周辺の筋肉が断裂したりして生じます。また、毛やつめの細胞は先端まで生きていますが、切っても痛みを感じないのはそのためです。
筋肉の中では何が起こっているのか?
ケガや事故による切り傷、うちみ、またウイルスなどの原因がはっきりと特定されている痛みを除けば、痛みやしびれは筋肉の緊張で起こります。筋肉の緊張は筋肉が硬くなっているということです。つまり、痛みが出るということは大きく2つのことが起こるのです。➀血管の圧迫による血行不良⓶神経の圧迫による伝達機能の低下
➀の血管の圧迫による血行不良について、
筋肉が緊張すると、血行不良が起こり、痛み、しびれ、冷え、つっぱり、だるさ、むくみなどの症状が出てきます。痛み、しびれ、つっぱりは、血行が悪くなることで、筋肉への酸素の供給が十分に行われなくなることで起こります。冷えは血行不良により各部位の体温が低下して起こります。だるさは、血行が悪くなっていることで、各細胞に栄養が行き届かない場合に感じます。栄養が筋細胞に届かないと筋機能が十分に働かず運動障害(硬くなる)が起こる場合もあります。
⓶の神経の圧迫による伝達機能の低下について
筋肉が緊張して筋肉内部神経が圧迫されると、神経の伝達機能が低下します。伝達機能が低下すると脳は筋肉が運動している時でも睡眠時(筋肉が休息している状態)だと判断してしまうのです。つまり、「筋肉が緊張すると筋肉内の血管や神経が圧迫されて、痛みが出る」といえます。
筋肉の緊張がある一定のレベルを超え、血行不良が起こったときに、私たちは痛みを感じ始めます。筋肉が緊張していても、そのレベルを超えなければ痛みを感じることはありません。
筋肉が緊張する2つの原因
➀筋肉を動かすことで緊張する⓶筋肉を動かさないために緊張する
まずは➀は筋肉痛の状態ともいえます。筋肉を筋力以上に動かすと、血流が不足し、筋肉への酸素供給が不足します。すると、老廃物や乳酸が筋肉から上手く排出されずに筋肉が緊張し、痛みとして感じるようになるのです。筋肉を緊張させる原因、つまり痛みの原因は老廃物、乳酸、カルシウム、ブラジキニン、蛋白分解酵素です。(これらを総称して比較的なじみのある乳酸と表記します)
⓶筋肉を動かさない状態が長く続くとカルシウムが筋肉内に滞り、これが筋肉を緊張させるのです。またカルシウムは排泄されにくく、筋肉内に滞るためいつまでも筋肉は緊張し続けます。そして緊張した筋肉は伸縮しにくいため、その周辺の筋肉はそれをフォローするために、今まで以上の運動を必要とされていた筋肉も緊張していきます。
こうして緊張する筋肉の範囲(体積)はどんどん大きくなります。痛みは筋肉の緊張ですから、緊張した筋肉が多くなれば痛みも増えます。まさに悪循環となります。
老廃物や乳酸などは、筋肉が伸縮することで、筋肉から排出されます。しかし、筋肉の緊張が激しいと筋肉は伸張できず、これらを正常に排出できなくなります。一般的に筋肉を動かさないために起こる緊張状態がみられることが多いのは腰部です。(寝たきりの方を除き)痛みをなくすには緊張した筋肉を柔らかくすればいいのです。つまり、筋肉から乳酸を排出すればいいのです。
訪問マッサージは小平市のひまわり治療院の上野唯尊まで!20年の臨床経験で、そのかたにあった最適な刺激量で痛みの原因である乳酸の排出のお手伝いをさせていただきます!!最後までお読み頂きありがとうございました!!
22/02/23
21/11/28
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こんにちは!小平市で訪問マッサージをしております、ひまわり治療院の上野唯尊です。本日はマッサージと痛みというテーマで、まとめてみました!
痛みはなぜ感じる?
人は痛みを神経の神経終末(先端・末端)で感じとっています。少々専門的になりますが、神経の神経終末で痛みとして感じる物質は、乳酸、ブラジキニン、蛋白分解酵素、セロトニン、ヒスタミン、カリウムイオン、アセチルコリン、などです。
坐骨神経痛、肋間神経痛という疾患がありますが、坐骨神経痛は坐骨神経の周辺に痛みがあり、肋間神経痛は肋骨の周辺に痛みがあるということです。しかし、神経は痛みを感じることはできても痛みを脳へ直接伝達することはできません。痛みを脳へ伝達するには筋肉、靭帯、腱、脳や内臓に関連する膜などに神経が接していることが必要となります。
結論として、
原因はわからないけれど痛みを感じるというときは、筋肉など神経の接している場所になんらかの異常があると考えられます。反対に痛みを感じる神経のない場所は、骨、椎間板、軟骨、毛、つめ、などです。
骨折したときの痛みは骨そのものではなく、骨折した部位の周辺の筋肉が断裂したりして生じます。また、毛やつめの細胞は先端まで生きていますが、切っても痛みを感じないのはそのためです。
筋肉の中では何が起こっているのか?
ケガや事故による切り傷、うちみ、またウイルスなどの原因がはっきりと特定されている痛みを除けば、痛みやしびれは筋肉の緊張で起こります。筋肉の緊張は筋肉が硬くなっているということです。つまり、痛みが出るということは大きく2つのことが起こるのです。➀血管の圧迫による血行不良⓶神経の圧迫による伝達機能の低下
➀の血管の圧迫による血行不良について、
筋肉が緊張すると、血行不良が起こり、痛み、しびれ、冷え、つっぱり、だるさ、むくみなどの症状が出てきます。痛み、しびれ、つっぱりは、血行が悪くなることで、筋肉への酸素の供給が十分に行われなくなることで起こります。冷えは血行不良により各部位の体温が低下して起こります。だるさは、血行が悪くなっていることで、各細胞に栄養が行き届かない場合に感じます。栄養が筋細胞に届かないと筋機能が十分に働かず運動障害(硬くなる)が起こる場合もあります。
⓶の神経の圧迫による伝達機能の低下について
筋肉が緊張して筋肉内部神経が圧迫されると、神経の伝達機能が低下します。伝達機能が低下すると脳は筋肉が運動している時でも睡眠時(筋肉が休息している状態)だと判断してしまうのです。つまり、「筋肉が緊張すると筋肉内の血管や神経が圧迫されて、痛みが出る」といえます。
筋肉の緊張がある一定のレベルを超え、血行不良が起こったときに、私たちは痛みを感じ始めます。筋肉が緊張していても、そのレベルを超えなければ痛みを感じることはありません。
筋肉が緊張する2つの原因
➀筋肉を動かすことで緊張する⓶筋肉を動かさないために緊張する
まずは➀は筋肉痛の状態ともいえます。筋肉を筋力以上に動かすと、血流が不足し、筋肉への酸素供給が不足します。すると、老廃物や乳酸が筋肉から上手く排出されずに筋肉が緊張し、痛みとして感じるようになるのです。筋肉を緊張させる原因、つまり痛みの原因は老廃物、乳酸、カルシウム、ブラジキニン、蛋白分解酵素です。(これらを総称して比較的なじみのある乳酸と表記します)
⓶筋肉を動かさない状態が長く続くとカルシウムが筋肉内に滞り、これが筋肉を緊張させるのです。またカルシウムは排泄されにくく、筋肉内に滞るためいつまでも筋肉は緊張し続けます。そして緊張した筋肉は伸縮しにくいため、その周辺の筋肉はそれをフォローするために、今まで以上の運動を必要とされていた筋肉も緊張していきます。
こうして緊張する筋肉の範囲(体積)はどんどん大きくなります。痛みは筋肉の緊張ですから、緊張した筋肉が多くなれば痛みも増えます。まさに悪循環となります。
老廃物や乳酸などは、筋肉が伸縮することで、筋肉から排出されます。しかし、筋肉の緊張が激しいと筋肉は伸張できず、これらを正常に排出できなくなります。一般的に筋肉を動かさないために起こる緊張状態がみられることが多いのは腰部です。(寝たきりの方を除き)痛みをなくすには緊張した筋肉を柔らかくすればいいのです。つまり、筋肉から乳酸を排出すればいいのです。
訪問マッサージは小平市のひまわり治療院の上野唯尊まで!20年の臨床経験で、そのかたにあった最適な刺激量で痛みの原因である乳酸の排出のお手伝いをさせていただきます!!最後までお読み頂きありがとうございました!!