0120-630-680
〒187-0044 東京都小平市喜平町3-3-8-114
[ 診療時間 ] 月~土曜 9:00〜18:00 ※時間外応相談 / [ 休診日 ] 日曜
小平市の特別養護老人ホームにご入居中の方へ訪問マッサージをお届けしています
こんにちは!小平市で訪問マッサージをお届けしております、ひまわり治療院の上野唯尊です。歩行困難をお持ちの方で関節拘縮または筋麻痺をお持ちの方はお医者様の同意があれば訪問マッサージを受けることができます。申請書は私の処にございますので、お気軽にお電話をお待ちしております。0120-630-680
小平市の特別養護老人ホームにご入居中の方へ訪問マッサージをお届けしております。既往歴は脳性麻痺をお持ちで頚椎症性脊髄症の診断を受けておられます。お生まれになった時に脳性麻痺の診断があり、少し歩き方が普通ではなかった(そのように人に言われたが自分では気にしていなかった)健常者と同様の小学校、中学校、高校、私立の一流大学を卒業、15年一般の企業に勤務されていましたが、突然に手足が動かなくなり、頸椎の手術をお受けになり、一時期は回復されて、杖を使っての歩行が出来ていました。昨年秋頃から再び手足が自由に動かなくなり、病院から老人保健施設、その後現在の特別養護老人ホームにご入居されることになりました。電動車椅子を動かすことができ、日中は座って過ごしています。
現在の年齢が63歳と若く、他の入居者様のお子様程の年齢ということもあり、また手足の動かない様子から、(ご本人様いわく、ばかに見えるのではないかとの事)一日の中で、話す人がマッサージに伺う私か担当の職員の方ぐらいしかいないので、個人部屋で好きな歴史小説を読むなどして一日を過ごしているとの事。
食事はかなり広い開放的なリビングで、ひとつのテーブルに5~6人、7~8か所のテーブルに分かれて食事をされています。職員の方の目が他のテーブルにあるときを狙って、自分のお味噌汁やメインのおかずを持っていく人がいるという悩みを打ち明けて下さいました。そのようなことをする人はいつも同じ人であり、認知症の方であることもわかっているが、自分は手が思うように動かせないので抵抗ができないし、声をあげても相手はおかまいなしに持っていってしまうので、本当に情けなくなるとおっしゃっておりました。職員の方も気が付くと、ごめんなさい〇〇さんとやさしく声かけはしてもらえるが、やるせない気持ちを払拭することはできない。残りの人生をこんな刑務所みたいなところで過ごさなくてはいけないのかと絶望的な気持ちになってしまうとの事。
この施設入所初日の食事の時間、たまたまテレビのリモコンが手の届くところにあり、スイッチを入れた処、ご入居者様のおひとりから、ものすごい勢いで「なに勝手にテレビつけてんだよ!!」と怒鳴られたのも非常に驚いたとおっしゃっておりました。この施設は牢名主がいると思ったそうです。
私がこの方だったら、私はどうして欲しいだろうか?どのように役に立つ存在になることができるだろうか?私に何ができるだろうか?常に考えております。
最後までお読み頂きありがとうございました。
22/02/23
21/11/28
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こんにちは!小平市で訪問マッサージをお届けしております、ひまわり治療院の上野唯尊です。歩行困難をお持ちの方で関節拘縮または筋麻痺をお持ちの方はお医者様の同意があれば訪問マッサージを受けることができます。申請書は私の処にございますので、お気軽にお電話をお待ちしております。0120-630-680
小平市の特別養護老人ホームにご入居中の方へ訪問マッサージをお届けしております。既往歴は脳性麻痺をお持ちで頚椎症性脊髄症の診断を受けておられます。お生まれになった時に脳性麻痺の診断があり、少し歩き方が普通ではなかった(そのように人に言われたが自分では気にしていなかった)健常者と同様の小学校、中学校、高校、私立の一流大学を卒業、15年一般の企業に勤務されていましたが、突然に手足が動かなくなり、頸椎の手術をお受けになり、一時期は回復されて、杖を使っての歩行が出来ていました。昨年秋頃から再び手足が自由に動かなくなり、病院から老人保健施設、その後現在の特別養護老人ホームにご入居されることになりました。電動車椅子を動かすことができ、日中は座って過ごしています。
現在の年齢が63歳と若く、他の入居者様のお子様程の年齢ということもあり、また手足の動かない様子から、(ご本人様いわく、ばかに見えるのではないかとの事)一日の中で、話す人がマッサージに伺う私か担当の職員の方ぐらいしかいないので、個人部屋で好きな歴史小説を読むなどして一日を過ごしているとの事。
食事はかなり広い開放的なリビングで、ひとつのテーブルに5~6人、7~8か所のテーブルに分かれて食事をされています。職員の方の目が他のテーブルにあるときを狙って、自分のお味噌汁やメインのおかずを持っていく人がいるという悩みを打ち明けて下さいました。そのようなことをする人はいつも同じ人であり、認知症の方であることもわかっているが、自分は手が思うように動かせないので抵抗ができないし、声をあげても相手はおかまいなしに持っていってしまうので、本当に情けなくなるとおっしゃっておりました。職員の方も気が付くと、ごめんなさい〇〇さんとやさしく声かけはしてもらえるが、やるせない気持ちを払拭することはできない。残りの人生をこんな刑務所みたいなところで過ごさなくてはいけないのかと絶望的な気持ちになってしまうとの事。
この施設入所初日の食事の時間、たまたまテレビのリモコンが手の届くところにあり、スイッチを入れた処、ご入居者様のおひとりから、ものすごい勢いで「なに勝手にテレビつけてんだよ!!」と怒鳴られたのも非常に驚いたとおっしゃっておりました。この施設は牢名主がいると思ったそうです。
私がこの方だったら、私はどうして欲しいだろうか?どのように役に立つ存在になることができるだろうか?私に何ができるだろうか?常に考えております。
最後までお読み頂きありがとうございました。