訪問マッサージと脊柱管狭窄症

ひまわり治療院

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訪問マッサージと脊柱管狭窄症

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2017/12/10 訪問マッサージと脊柱管狭窄症

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こんにちは!小平市で訪問マッサージをしております、ひまわり治療院の上野唯尊です!

本日は、脊柱管狭窄症についてまとめてみました。

 

脊柱管は背骨の後ろ側を通っている神経の通り道です。脊柱管狭窄症はその管が狭くなって神経が圧迫され、脚腰に痛みやしびれを引き起こす病気です。

脊柱管狭窄症のつらい症状の一つに、短い距離しか歩けない、間欠性跛行があります。

 

脊柱管というのは、脊椎が物理的に作っている空間で、管状の構造のことです。手の親指ぐらいの太さの管ですが、管とはいっても中空の棒のように

なっているわけではありません。背中側の椎弓の間に生まれる空間が脊柱管と呼ばれる場所です。

 

脊柱管の中には脊髄(脳と身体の各部位を連絡する神経組織)が通っています。脊髄は非常に弱いので、この脊柱管によって保護されているのです。

そして何らかの原因によって、脊柱管が変形したりすると、脊柱管の部分が狭くなります。この結果、脊髄から枝分かれした神経の根本(神経根)や、

神経周囲の血管が圧迫されて起こるのが、脊柱管狭窄症です。

 

その中で最も多いのが、腰の馬尾神経(腰部の神経管に入っていて、足の他に膀胱や肛門を支配する神経で形状が馬の尾に似ている)が圧迫されることで起こる

「腰部脊柱管狭窄症」です。

 

加齢による脊椎の変化で、骨が変形したり、骨にトゲができたり、靭帯(骨と骨とを連結支持する繊維組織)が厚くなったり、あるいは、上下の椎骨がずれたり、

椎間板がつぶれたり、といったことが重なって、脊柱管といわれるスペース・空間が細く狭くなり、症状が出てくるもので、50歳代から70歳代で発症することが多い

病気です。

 

「特徴について」

痛みが腰ではなく、下肢(お尻から脚にかけて)に現れることが多いことです。痛みのかわりに、しびれが出ることもあります。また、腰痛が出ることもありますが、

この場合、たいていは腰を反らせると悪くなります。なぜかというと、脊柱管は腰を反らすと狭くなるのです。その為、後ろに曲げると痛みが出やすいのです。

 

「脊柱管狭窄症の原因」

若いころから姿勢が悪いということが考えられます。姿勢が悪いと背骨に負担がかかって老化を早めて脊柱管が狭くなるのです。

脊柱管狭窄症の主な症状は、痛み・しびれ・間欠性跛行・感覚の麻痺です。脊柱管狭窄症でよくみられる間欠性跛行は5分から10分程度歩くと痛みやしびれが起こり

歩けなくなってしまう症状です。ただ、腰を丸めると脊柱管が広がるので、しゃがんで休めば再び歩けます。この間欠性跛行を繰り返していると神経がさらに圧迫され、

症状が悪化していきます。重症になると力が入らなくなり、立とうとしても立てない、足が持ち上がらない、足首が持ち上がらない、などの症状が現れます。足首を動かす

筋肉に力が入らないので、スリッパが脱げやすくなったり、つまずきやすくなったりします。

 

「脊柱管狭窄症の3つのタイプ」

➀左右のどちらかに症状が現れる「神経根型」・・神経は脊髄から左右に分かれて伸びていますが、その左右に分かれて伸びていますが、その左右の神経の根っこの部分

神経根が圧迫されている場合です。左右のどちらか一方に症状が出ることが多いのが特徴です。

 

②左右両側に症状が現れる「馬尾型」・・脊髄の末端の部分の馬尾という神経の束が圧迫されて起こります。この場合、しびれや痛み、間欠性跛行に加えて、脚が

冷たくなったり、熱くなったり、足の裏に感覚異常が起こったり、脱力感などが起きることもあります。また、馬尾は腸や膀胱の働きにも関係があるため、頻尿や

便秘、生殖器と肛門のほてり、男性では歩くと勃起するということが起こることもあります。

 

③「神経根型」と「馬尾型」が両方ある「混合型」・・馬尾型と混合型は外科的な手術が必要になることが多い治療の難しい状態です。

 

「どちらの姿勢が楽かで見分けられる」       前屈が楽→脊柱管狭窄症   後屈が楽→椎間板ヘルニア

 

「脊柱管狭窄症なのか、椎間板ヘルニアなのか?」

脊柱管狭窄症は神経の通りみちである脊柱管そのものが、圧迫され狭くなって起こる。それは主に骨や関節の老化によって起こるため、50歳代以上の人に多くみられますが

椎間板ヘルニアは20歳代から発症する場合もあります。20歳代では椎間板の水分が多く含まれていて幅が厚く容積がある為、後ろへ大きく飛び出し神経を圧迫しやすいので

若いころに起きやすいと考えられます。

 

「脊柱管狭窄症によく似た症状の閉塞性動脈硬化症とは」

動脈硬化とは、全身の血液を運ぶ動脈の壁に、コレステロールやカルシウムなどが、長い年月をかけて沈着し、血管を狭めてしまい血液の流れを悪くして血管そのものを

硬く、もろくしていく状態をいいます。動脈硬化は全身の様々な部分の動脈で起こりますが、こらが脚に現れた場合に閉塞性動脈硬化症と呼ばれます。

 

閉塞性動脈硬化症では脚の動脈が狭くなったり、ふさがってしまうことで、血液が通わない為、いつも脚が冷たかったり、脚にしびれを感じたり、ふくらはぎの筋肉に痛みを感じたりします。

 

主に痛みやしびれが出るところは、お尻・太もも・ふくらはぎ・足の裏・と、脊柱管狭窄症の症状が出る部分とほとんど同じです。また、閉塞性動脈硬化症の原因も血管の老化ですから、発症する年代は50歳代以降の人に多くみられます。

 

「閉塞性動脈硬化症の初期症状」

脚のしびれ・脚が冷たく感じる・少し歩くとふくらはぎに痛みを感じるが休むと痛みが消える・短い距離しか歩くことができない。(間欠性跛行)

 

「脊柱管狭窄症と閉塞性動脈硬化症の違い」

脊柱管狭窄症・・杖をついたり、カートを押すと楽・歩行中に途中でしゃがみこむ・歩くより自転車が楽・会陰部に違和感がある。

 

閉塞性動脈硬化症・・杖はあってもなくても同じ・歩けなくなったとき、立ち止まるだけで回復する・歩いていても自転車でも痛みやしびれに変化はない・

歩いているときに途中でしゃがみ込むことはない・会陰部の異常はない・足の傷がなかなか治らない。

 

「脊柱管狭窄症になりやすい生活習慣」

長時間座り続ける、または立ち続けることにより、疲れて自然に姿勢が悪くなったり、猫背になる人が多いのですが、そのことにより背骨が変形して脊柱管を狭めやすく

してしまうことにつながります。他に、たばこを吸っている・睡眠不足・運動不足などがリスクを高めるといえます。たばこは吸った瞬間に全身の血流を一時ストップさせることがわかっています。この状態が続くと腰はもちろん全身の血流が悪くなり、正常な筋肉の収縮に影響を与えるばかりでなく、靭帯の働きにも悪影響を及ぼしてしまうのです。睡眠不足も同様で、全身の血流を悪化させる原因となりますから、注意が必要です。また、筋肉は運動することにより、鍛えられていきます。運動不足になると、

腰の骨を支える筋肉が衰えて良い姿勢を保てなくなり、姿勢が悪くなってしまいます。すると、ますます腰椎への負担が大きくなって脊柱管狭窄症になるリスクもたかまってしまうというわけです。

 

ひまわり治療院の上野唯尊の訪問マッサージ施術では、マッサージにより筋肉のこわばりの緩和により疼痛の軽減を促しまた、運動療法により、腹筋や大殿筋などの身体の表面の筋肉を鍛える運動と、腸腰筋など身体の中心の筋肉を鍛える運動を施します。骨を支える筋肉を鍛えることで痛みを軽くしていく療法を施行しております。

脊柱管狭窄症で訪問マッサージをお探しなら、小平市のひまわり治療院の上野唯尊までお電話お待ちしております!最後までお読み頂きありがとうございました!!

 

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